JUGEMテーマ:反戦・非戦

 

敗戦から71年目の8月15日に開かれた「8.15平和のための市民の集い」に今年も足を運びました。ルポライターの鎌田慧さんが、講演の冒頭で作家の大岡昇平氏が自らの体験から公にした小説『野火』に触れて「戦争とは人間が人間でなくなることだ」と切り出しました。理系の私ですからこの小説は読んだことはありません。太平洋戦争の末期にフィリピン・レイテ島で戦闘に敗れた日本兵の悲惨な出来事を著した小説というぼんやりとした記憶はありました。

 

連帯ひょうごみなせんにあるお薦めの伝言版には8月19.20日の2日間に原作にもとづき2014年に映画化された『野火』の上映会が7回ほど神戸朝日ホールであると載っていました。初回の上映会を観に行きました。500席の会場にほぼ65歳を超えた観客200人ぐらいが参加していました。監督であり主演も演じる塚本晋也氏は「戦争体験者の肉声を体にしみ込ませ反映させたこの映画を、今の若い人をはじめ少しでも多くの人に見てもらい、いろいろと感じてほしい」と訴えています。

 

他国の戦争に加担する戦争法の成立により戦争が身近に迫っているのに、有権者はなぜ戦争の道を暴走する安倍政権の経済政策にだまされ続けているのか不思議です。戦争を体験した世代が次々と亡くなり、戦争で身近な人を失った記憶も遠くなる時代となりました。戦争のリアル・実像がぼやけていることに警鐘を鳴らした映画です。監督はこの時代と正面から向き合い、アジア太平洋戦争の実相に迫り、戦争の絶望と恐怖、人間の崩壊を観る者に突き付けます。戦争とは何かを問いか、若い人々に伝えなければならない8月です。



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